なにもかもパレード

もう今はないあの汽笛 聞こえたらおいで

私がジャニオタになるまでの365日のこと

これは備忘録というにはあまりに散漫すぎるし、とにかく根がキショオタなのでただ「色々あってこうなった」という今の結果を自分なりにまとめたかっただけの話。ただただタイトルの通りです。


忘れもしない2017年1月14日(土)
(カレンダーにも書いてある)この日に私はジャニーズにハマった。
本当はぴったり一年後に書けたらよかったんやけど、絶対ドチャクソ長くなるし、書くぞパワーが全然出なかったので完成がメチャクチャ遅れてしまった。私しか困らない(というか私も別に困ることはない)ので構わんけど。


そろそろ本題に入ります。
上記の通り、ジャニーズに出会ったのは去年の冬、1月。
それより前の一年間、私生活でまあ~色々あった。
当時の仕事を辞めるために全くやりたくない就活をしたり、当時の職場で職場外の人間から嫌な目に遭いまくったり(思い返せば2年以上被害に遭ってたな。どう考えても精神が死ぬ)、まずマジで仕事に関する良い思い出がそんなにない。


あとこの頃は往復5時間ぐらいかけて職場に行っていたので趣味(絵を描いたり詩を書いたり)も全然出来てなかった。頭がおかしい。現代の参勤交代か?
そんな頭おかしい参勤交代を辞めたくて、とにかく諸々から逃げたくて、クソが~!死ぬ~!の日々をがむしゃらに過ごしていたら、当時付き合っていた人とも別れることになった。


時期は全然覚えてない。ただ、別れてから少ししてスマホが完全にブッ壊れたことは覚えている。そのお蔭で思い出とかは自ら消すまでもなくきれいさっぱり消えた。あとソシャゲのデータもほとんど消えた。


それから年が明けるまで本当に良いことがなく、「ア~これはもう死ぬしかねえ~わ」の毎日。とにかく楽しいことをする時間がない。楽しいことができひんのなら死んだ方がええやろ、の気持ちになっていた。


そんな私に、ある日優しい友人が「イケメンを見よう」みたいなことを言ってくれた。一部の人にしか当時の精神事情を伝えていなかったので、全てを知っている友人がこの時「イケメンを見よう」と言ってくれなかったら私は死んでいたかもしれない。


そのイケメンというのが、Kis-My-Ft2だ。そもそも、その友人もそれまでジャニーズの話をする人ではなく、マジで私もビックリする速度でハマっていくのを数ヶ月前から目の当たりにしていて「キスマイってそんなすごいんか…」と思っていたグループだった。
かくいう私もそれまでジャニーズに一度も興味を持ったことがない。大学の時嵐ファンの友人二人がチケットの当落日に死にそうになっているのを見て「ジャニーズって大変なんやな…でもまあ私はハマることないやろ…」と思っている人間だった。


そんなジャニーズをナメきった人間が、突然Kis-My-Ft2を見たらどうなるのか。


め~~~~~~~~~~っちゃハマった。
ホンマにビックリするぐらい、宮田俊哉という人間にハマった。


深夜の冠番組をちょくちょく見ていたりしたので、キスマイの人となりは知っていた。なのでもちろん宮田くんがオタクだということも知っているし、ラブライブでの推しが園田海未なのも知っている。私は推しが東條希なので「リリホワ最高やんな」の気持ちで宮田くんを見ていたこともある。


そんな宮田くんに「ハマった」と明確に感じたのは、『psycho』という曲のライブ映像のマルチアングルを見た時。
元々「オタクやから宮田くん気になるなあ…」ぐらいの気持ちの私に、マルチアングルという最高のシステム(このシステムがどれだけ最高なんかは後で説明します。とりあえず全ジャニーズ取り入れてくれ)を友人が見せてくれたのが沼の始まりだった。


『psycho』の、藤ヶ谷くんが「騒ぎたいだけ」と歌うパート。ここはソロパートなので普通なら藤ヶ谷くんしか映さない。しかし、マルチアングルは"一人のメンバー"を"ずっと追ってくれる"ので、歌っていない宮田くんもバッチリ映る。


その瞬間の彼が。
本当に、本当に本当に、本当に本当に本当に、格好良かった。


何の言葉も出んぐらい。
格好良すぎた。マジで。
良さで死ぬかと思うほど。
気付けば祈り手を組み、テーブルに突っ伏していた。
みなさんは私生活で自然と祈り手を組むことがありますか? なくない? つまりそれぐらいすごかったということ…わかってほしい…
私は当時の衝撃と気持ちをツイートで「女性ホルモンが止まらん」と言っている。完全にメチャキショ女。


それからというもの、家に帰っても、次の日起きてボーッとしてても、また次の日仕事に行っても、宮田くんのことが頭から離れなくなった。「恋か?」と思った。いや、多分かなり恋に近い状態やったと思う。


彼のことを考えるだけで楽しくて、色々とやる気も出て来て、嫌なことがあっても宮田くんのことを考えれば大体どうでもよくなる。でも付き合いたいとかそういうのはなく、ただ「宮田俊哉」という存在そのものに恋をしていた。
片想いが一番楽しいしそれ以上はいらんな、みたいな、まさにその状態。中学生に戻ったような、楽しいがたくさんある素敵な毎日になった。


ここからキスマイの番組を片っ端からチェックする生活が始まるんやけど…プレバトを見たり、キスマイレージを見たり…それら全てがとにかく全部最高なのがすごい。
毎週こんなに最高があんのか? えっヤバない? 最高が休みねえな? と思うぐらいすごい。
もちろん宮田くん以外のメンバーもメチャクチャ好きになったし、全員が生きていることに感謝した。みなさん、キスマイは最高を作る7人です。あとプレバトは普通に面白いから見てくれ…


また、平行して、他のジャニーズの番組も結構観るようになった。見返したいから録画もした。HDの容量が尋常じゃなく圧迫されるけど、ルーチンなので仕方ない。
その時出会ったのが、現在最推しでもあるジャニーズWESTというグループ。
ジャニストにハマったのは確か5月頃なので、キスマイのおよそ4ヶ月後にあたる。これがジャニーズ芋づる式底無し沼の始まりである。


元々、ジャニーズWESTは「エージェントWEST」「リトル東京ライフ」等で知ってたんやけど、全然ファンとかではなくただ単に「関西からデビューして頑張ってる人たちがおるんやなあ~、おもろいなあ~」の感覚で見てた。
関ジャニ∞に続く関西発ジャニーズ、という認識やったし、「関ジャニもおもろいし頑張ってあっこまでいったもんな!ほなこの人らも売れてほしいな!」みたいな。地元やから応援する、っていう。みんなもあると思う。その感じ。


その感じが完全に消え沼落ちしたのが、友人に「一人で観るのは怖いから、一緒にジャニーズWESTを観てほしい」と言われ円盤を見た時で。
キスマイの最高さを教えてくれた友人とはまた別の友人なんやけど、職場の先輩にジャニストのファンがいて「友人(=私)がキスマイにハマって、ちょっと気になってる」的なことを言うたら最終的にジャニーズWESTを借りることになったらしい。トリックはようわからんけど、退路がないことだけはわかったので、一緒に観ることにした。


そしたらね~~~~~~も~~~~~~め~~~~~~っちゃハマった。
もうないやろ~と思ってた衝撃が再来した。


観たのは『一発めぇぇぇぇぇぇぇ!』という、マジでとても最高の円盤やねんけど、これの自己紹介ラップの下り(とりあえずわかる人にわかってほしい…)が本当にヤバくて、ヤバすぎて、一時停止した。


「えっ待って何? え? 全然処理できひん」「今何が起こったん?」「え? わからん…」みたいなことを言いながら、とりあえず巻き戻した。マジでわからなさすぎたので。
巻き戻してもっかい観たけど、やっぱりわからんかった。
何なんやこいつらは…ラップ…ラップで自己紹介をする…??? しかも自分ではなくメンバーの…??? 良さしか伝わってこないんだが…???
その後最後まで観た記憶がないので、この日は多分ちゃんと観れてないんやと思う。別日に最後まで観たらマジで最高&最高&最高でした。もしも人にジャニストを勧めるならこれか『なうぇすと』を見せると思う。


とにかく、とんでもなくジャニストにダダハマりしてしまった私は、とりあえず2週間後ぐらいにタワレコでアルバムを全部買った。通常盤しかなかったやつは通常で、『なうぇすと』は初回もあったから通常と2つ買った。今まで初回も通常も買う、という行為をしたことがなかったので、「2つ買っとんな???」と脳がちょっとバグった。


あと6月になった瞬間ファンクラブにも入った。あれ入金してからメール来るまでの速度早すぎてメチャビックリせえへん? 会員証は「生きている証明」でもあるので、保険証とマイナンバーカードと一緒のとこに入れてる。心強い。オススメです。


それと、過去にキスマイのために買った雑誌を見返すと、ジャニストもメチャクチャ載っていてハンパねえほど興奮した。この時、アイドル雑誌は好きなグループが増えれば増えるほど最高の巣窟になるので買っておいた方がいい、と学んだ。(今はほぼ全ページ熟読するので一冊読むのに二時間ぐらいかかる)


ジャニスト、最初は藤井流星桐山照史好き…となってたんやけど、段々と濵田崇裕という逸材の素晴らしさに気付き、今は一番の推しになっている。ただその辺を説明すると信じられんぐらい長くなるので割愛。
ちなみに流星くんもずっとメチャクチャ好きやし、そもそもジャニストはみんなホンマにメチャクチャ好き。最高しかいないグループだと思っている。
なので、紫濃いめ、青もちょっと濃いめの虹色ジャスミン…になるんかな…とんでもない名前になってしまったけど、そういうことだと思ってもらえたら嬉しい。推しを完全一人に絞れんぐらい良いグループなんや…


そして、現在に至るまで、円盤を集めたり、アイドル雑誌を買ったり、写真を買ったり…私はとにかく「自分が楽しいと思える」オタクをエンジョイできている。と思う。
働いていた時全然使わなかったお金もたくさん使った。その過程で、趣味ってこんなに楽しかったんや…と、昔持っていたはずの感覚を色々と思い出せた。
もちろん、お金を使うこと=趣味を楽しむ、では絶対にないんやけど…ただ、最近まで「お金を使いたい」と感じる部分が結構麻痺してたことに初めて気付いた。それだけ暇も余裕もなかったんやと思う。使いもせんとなんのために必死に稼いでたんやろ~アホやな~!!!と心底思った。


でも友人から「君がこんなにお金使うの初めて見た…」「そんなに使う人じゃないから…えっマジで大丈夫…?」と言われたりしたので多分節制パッキンはガバガバになっとる。元来メチャクチャ貧乏性なので、自分でもずっとビックリしている。


ただ「自分の欲望」を「ハチャメチャに満たす」には、お金が要るのはマジなので、抑え方がわからんのよな…これってどのジャンルでも一緒やんね…できれば色々手元に置いときたいもん。いつでも最高を摂取したいから。


だから、ジャニショで写真を買ったり…雑誌を買ったり…CD買ったり…あとメンバーカラー(メンバーカラーというものがジャニーズにはある。そういうのでオタクは軽率に尊さを感じて死ぬ)の別に今全く必要じゃないものを買ったり…等をしてしまう。
今も全然やってる。ほんで、それがまた楽しい。推しが大体紫なんやけど、だから紫の服を買ったり、推し色でコーデを固めたり、イヤホンを推しの色にしたり。
そういうのが本当に楽しい。
私生活に食い込んでくるのが、本当に嬉しい。
楽しくて嬉しい、最高。


ちなみに今は関西ジャニーズJr.にもメチャクチャハマっている。頭の先までずぶずぶのヤバヤバになっている。
最初の頃はジャニストのバックに付いている子たちを全然覚えられず「いっぱいおる…誰や…わからん…」と戸惑っていたのに、突然小島健にすっかりやられてしまい、今では完全に信仰している。
島健くんを好きになった経緯もハチャメチャ長いので、また別の機会に書けたら書きます。


さっき"信仰"と書いたけど、この場合の信仰というのは「生活に置ける最良の祈り」というか…この人がいるから自分はこうして生きていられる…みたいなやつです。別に変な宗教ではない。


色んな好きになり方、応援の仕方があると思うけど、私の場合はいつしか信仰に変わるパターンが多い。昔から好きなものを好きすぎると信仰にしてしまう癖(へき)があるんやけど、多分これは全員なるわけではないと思う。
信仰になると「宮っち」とか「濵ちゃん」とか「コジケン」とか呼ぶのがなんか申し訳なくなり、基本フルネームで呼ぶことが増える(※友人とも言うててんけど、これはつまりイエス・キリストシステム。神は基本あだ名で呼ばないので)
なので時折フルネームで呼んでしまうけど、それはそういうことか…と思ってほしい。


最後の最後に何の話をしてるんだ??? 終始まとまりがないな…すみません…
マジでヤベ~長さになったけど、私がジャニオタになるまでの一年はこんな感じでした。ド新規もド新規やし、まだまだ知らないこともたくさんあるし。初めてのコンサートは今月末のウェスティバルです。正味めちゃ緊張してる。


でも、自分にとってホンマに怒濤の一年で、息つく間もなく過ぎていって…せっかくなのでまとめたいな~振り返りたいな~と思っていたから、書けてよかった。多分書けてないとこもメチャクチャあるけど、自身の振り返りとしてはこんなもんでええやんね。ええ…やんね…???


いつかは担降りとかオタ卒とか体験するんかもしれんけど。
今がマジで本当に"最高"なので、"最高"の瞬間を、そのありったけの気持ちをここに残しておきます。


ハァ~~~~~~ジャニオタ楽し~~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで読んでくれた人、ホ~~~~~~ンマにありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


※マルチアングル
推しだけを映して続けてくれる最高のシステム。これが合法なのがすごい。普通なら収録されないだろう部分も、細かなダンスも逃さずバッチリずっと観ることができる。全ジャニーズでやればいいのにやらない。頼むからやってくれ。