なにもかもパレード

もう今はないあの汽笛 聞こえたらおいで

知能2の映画備忘録:『ミッドサマー』



これは映画の考察でも感想でもなく、マジで自分が見て「ウワ~~~!!!」「最高~~~!!!」「おもろ~~~!!!」「好き~~~!!!」てなった部分への感情丸出し備忘録記事なので、どういう映画かとかあらすじとかちゃんとした考察とかが見たい人にはマジでオススメしません。マジで
知能が2ぐらいしかないオタクの言語野死滅脳直文章が平気な人はどうぞ。メチャメチャ内容に触れてるのでネタバレがダメな人は見ないでね…









『ミッドサマー』のよかったな~~~てとこ


・効果音、音楽の演出がメチャメチャヤベ~~~
聴いてるだけで不安になってくる歌、突然の大きな音、映像は美しく綺麗なのに音がとにかく怖くてヤベ~~~かった
個人的に序盤の電話の音が本当にすごくて、ワンコール毎に一つの街から目的の家(電話がかかってる家)へ段々場面がクローズアップしていくんやけど、全然繋がらない電話がまるで世界中で鳴ってるみたいですごく不安で不快やった 電話のコール音って嫌いな人多いやろうし、それと合わせた大→小の場面転換が天才的にうまい
歌は正直どこの国の歌かわかんなかったけど音程からして不安すぎたね…ホーミーにも似た響きあって、本能で結構キツいなと感じた
ただそれが神秘的な雰囲気にもなってるのでやっぱり映画にぴったりなんよな 場面ひとつひとつが孕んだ不穏さ、不安定さ、不吉さ、悲劇の予感なんかを美しく恐ろしい歌に託してしまうの、めっちゃ勇気ある…でも全部映画のテーマにぴったりだったのでマジで天才じゃ~~~ん!と思った


・出てくる設定がマジのマジで最高
閉鎖的な小さなコミュニティ(辺りは森に囲まれた、車でないと到底いけないような自然豊かな村)、そこで行われる「夏至祭」という名の祭り(独特の風習)、その祭りがどんどん狂気に満ちていることが明かされていく
後は
「生け贄のために外部から連れて来られる人間」「要所要所で出てくる火・炎・燃やされる神殿」「日常的に使われる薬物」「神に捧げる踊り」「むせかえるほどの花」「自然に侵食される人間」「ルーン文字」「儀式的な食事」「恋の呪いとして自分の陰毛・経血を食物に入れる女」「子孫繁栄のために選ばれた男と交わる文化」「天啓を受けるとされる曇りなき人間=障がい者」「その曇りなき人間を作るために行われる意図的な近親相姦」「生け贄を草花で飾りつける(自然崇拝の一族だから?)、端から見た際にわかるその異常性」「儀式全体がストーリー形式になっている(伝承をなぞっている?)」
………………………………………などなど、そういうのをなんとな~くでも知ってたり興味あったりする人から見ると"全部"あるんですよね…マジで…閉鎖的かつ独特な風習が長く残った限界集落の物語、その全部、ここにありました…現行の法律が到底通用していないであろう空間、でもそれが彼らにとって真実であり伝統であること すごく恐ろしくてうつくしいんだよな すごい…





こっから先はストーリーで特にめちゃよかったな~~~!てとこの話をします 時系列とかメチャメチャやし話も飛び飛び


まず、物語の始まりからマジで強烈 アリ・アスターに慈悲の心は多分ない
主人公であるダニーという女性には双極性障害の妹がいて、多分いつも死ぬ死ぬ詐欺みたいなことをしてるんやけど、今回来た自殺宣言はいつもとちょっと様子が違う、と感じてすごく不安になるダニー
で、彼氏のクリスチャンに電話するんやけど、クリスチャンどう見ても「ダルいな~~~」ってなってる 心配な気持ちはあるけど、重いな~~~って思ってる、絶対
でも結局妹は本当に自殺していて、しかも両親まで道連れにしてて(序盤でわかってたけど改めてマジで?となった、エグすぎる)もう心神喪失で泣き崩れるダニー 駆け付けたクリスチャンがそれを無言で抱きしめ宥める
ここの下りホ~~~~~~ンマ精神的にキツかった!!!死んでる両親と妹の肌の質感と死に方のエグさ(排ガス自殺ぽいから一酸化炭素中毒?で合ってる?)がすさまじい…両親は部屋に流し込まれてたから眠りながら逝ったかもしれんけど、妹は自分の肺に直接入れてた…???そんなエグい自殺方法、勇気ありすぎん…???


で、こっからまあ色々あって、ペレという男性の故郷、スウェーデンのホルガへの帰省に友人であるクリスチャン・ジョシュ・マークがついていくことになるんやけど、その話をそもそも聞いてなかったダニーめっちゃショック受ける まあそらそやろな 彼氏が長めの旅行行くのになんも言われてなかったらそらショック受ける…
クリスチャンはクリスチャンで、さすがにダニーが心配やったんか、または面倒やったんかはわからんけど、「来るわけないやろ」と思いながらスウェーデン旅行に誘う そしたら「行く」と即答のダニー
いや行くんか~~~~~~い!!!!!!!!!ちょっと笑てもた 出発まで日もないのに即決すんのめっちゃアクティブでは?陽キャすぎてちょっと怯えた
あと、この時ペレがダニーに「君が来てくれて本当に嬉しい」「君の痛みが僕にはわかる」的なことを言うので、あ~~~こいつダニーのこと好きやな?????????となった(オタクなので)
ペレとダニーの組み合わせ個人的にめっちゃ好きなのでここくっつけばいいのに…とこの時点で思い始めていた(オタクなので)


ほんでホルガに着いたらもういきなりシャブ シャブのお誘い 無法地帯すぎんか???と思うけど、誰も咎めないしそもそも誰も外部の人間的は見ていないし、ああそういう地域なんやな…となる もう怖いんよなこれが…
いいな~~~と思ったのが夜も昼のように明るい(白夜)とこ てかそもそもホラーやのに暗い夜のシーンが思ってたより少ないことに結構ビックリした ホラーってやっぱり夜が似合うから…
白夜、北極とか南極で起こるイメージやったんやけど、ああいう牧歌的な空間で見るとこんなにも美しいんだな~~~と思った 明るい日の光が本当に映画に合っていて、個人的には「こんなヤベ~~~狂気が…明るい場所で晒されて…え…いいの…???」という、その空間そのものが含むアンバランスさが本当に美しくて、でもどこまでも恐ろしくて、終わらない白昼夢のようだった


儀式とかそういうのはもうね、ぜ~~~~~~~~~んぶよかったな ここまで考えたアリ・アスターすごすぎん?????????本当にありがとうございます。大感謝。 の気持ちしかない
「人生は季節」という話、これマジでめっちゃ良かった 自然崇拝(と呼んでいいのかわからんけどこれでいきます)してるからこその考えかな~~~と感じた 0歳~72歳までをそれぞれ春夏秋冬で区切るんやけど、ダニーが「72歳から後は何なの?」と聞くところも良い
結局72歳を超えると「神への生け贄として」自殺させられるんやけど、その自殺のシーンがすごいんだよな~~~!?!?マジで
すっごい白い崖に椅子に乗せられたまま運ばれて、手のひら切って血を出してそれを石碑に塗り付けた後飛び降りるんやけど、意図的なんかほぼ全てが"白(もしくは近い淡い色)"なので血の"赤"がスゲ~~~映える ほんでまた明るいし そのおかげで怖いしグロいのにとても神聖なものに感じる
飛び降りって失敗するとすぐに死ねないんですけど、案の定二人目が失敗して、それを見ていた人たちがハンマーで頭叩き割って殺すのヒエ~~~!てなった 自殺はまだしもそれは明確な殺人~~~! でもこの村には倫理がな~~~い! だから大丈~~~夫! て感じでこの時点でここの住人は全員ヤバヤバ、主人公たちには救いなしだとわかるところも良かった


なんかこの時司祭っぽい人がごちゃごちゃ言うてたけど(まあそれもホンマの理由ではあるけど)、この後普通に「9人の生け贄を捧げる」「生け贄は外部の人間と村の人間」「外部から生け贄を連れてきた村人めっちゃ偉い!よくやった!」みたいな話してたから、この時点で帰られたら困るから一部隠して喋ってたんやな~~~と後で思った まあそれでも普通は帰るやろな…飛び降り自殺を推奨する村、怖すぎるし…
あと「夏至祭」中やから生け贄として老人もカウントされてたけど、祭は90年に一度しかないからそれまでに72歳を超えた人はどういう扱いになるん?ってとこがちょっと気になった 普通に飛び降りさせられるだけなんかな なんか嫌やな どうせ飛び降りるなら生け贄のがまだマシな気がする


この後はもう、色々ありすぎてハチャメチャに長くなるんでアレなんですけど、これ、最終的に「スゲ~~~残酷なNTR話」じゃない!?!?!?!?と思いました クリスチャンは結局村の娘と浮気しちゃうし、それを見たダニーはまた大号泣するし
そういえば、ここでダニーが大号泣するシーン、過呼吸になりそうなダニーに合わせて村の女性たちが同調するように泣き叫ぶんですけど、序盤の「妹が自殺して泣き叫ぶダニーを無言で宥めるクリスチャン」とあまりにも対比された図式で一番気が狂いそうになった 本当におそろしかった
ダニーにとって本当に必要だったのは心から寄り添えない彼氏からの無言の慰めなんかじゃなくて、血は繋がっていないけれど家族(ファミリー)と呼ばれる存在からの同調と慟哭だったんだね…と言われているようで これはあくまで個人的な感覚なんですけど…
そして多分ここからダニーは本当に村の仲間であり"家族"になったんやろな~~~と思うし、ペレと結婚するのかな~~~となんとなく思ったというワケ…


ダニーの選択肢は一般的に観れば多分全部間違っていたけど、ホルガではむしろどこまでも正しくて、本当に幸運の女神のような存在なんやろうな
そしてその女神を連れてきたペレは本当に自分の功績を誇らしく嬉しく思うし、更にダニーのことが好きやし、これ、もしかしてハッピーエンドでは…???と思ってしまうな そうなるとやっぱりここがくっついてほしい~~~!!!となるわね…(オタクなので)
全てが解放され、トラウマも克服して最強の人になった(=村の狂気に染まって向こう側に行ってしまった)ダニーなら多分ペレと幸せになれると思うし…え…ハッピーエンドやん…セラピーってそういう…そういうこと…?????????よかったね、ダニー…


個人的には
「村に入る際、オタクが好きそうな光輪みたいなモチーフの入り口を通される」とこ(多分これが"ウチ"と"ソト"を分ける結界なんかな、最高~~~!!!!!!と思った)
「クリスチャンが熊の生毛皮着せられてテディベアになっちゃう」とこ(かわいい~~~!!!!!!と思ったし場とアンバランスでウケてしまった)
「『これ舐めたら痛くないよ』って言われた薬みたいなの舐めた人が、生きたまま焼かれる時結局メチャメチャ叫んでた」とこ(大嘘やんけ~~~!!!!!!と笑てもた)
「殺されて生け贄にされた人間の手足がない」とこ(これ理由がよくわからんかってんけどなんか理由あったんかな~~~ 手足ないから着せられてる衣装がペラペラしてるの結構キツイね)
「クリスチャンのケツを後ろから押して性交を手伝うババアが出てくる」とこ(こんなんズルいやろ メチャメチャ笑った)
「全裸のクリスチャンが飛び出してきて股間にモザイクかかってる」とこ(だからズルいって!!!!!!!!!全裸はおもろい)
「女王となったダニーがありとあらゆる花で作られた衣装で飾り付けられるとこ、これを筆頭に他にもたくさん草花が出てくる」とこ(あまりにも美しくてズルいな~~~と思った オタクみんな好きでしょこれ…)
みたいな、ホンマに細かいところまで寸分の隙もなく、二時間半ノンストップでず~~~~~~~~~~~~~~~っっっと最高が詰まっていました
これマジでこういうのが好きな人と「あそこ良かったよな……」「最高……」という話をずっとしていたいと思う、そんぐらい最高 最高だったんだ……





てか見返したらマジで全然レポにも感想にも何にもなってね~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!感想が下手すぎる
でも本当に最高やったんで観てほしい 限界集落とヤバい風習が好きな層は絶対見て…損はしません…
アリ・アスター、こんな素晴らしい"癖(へき)"丸出し映画を作ってくれて本当にありがとう~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!LOVE



P.S.
コニーとサイモンとジョシュとマークは災難やったね(特にコニーとサイモン)…って感じでしたが、マークが村の大切な木におしっこしたところ、アレはマジでマークが100%悪い そもそもあんな明るく誰でも見えるところで突然立ちションをすな 女性もおるんやからせめて森に入った隠れたとこでせえ マークはマジでそういうところ直した方がいいと思う

私がジャニオタになるまでの365日のこと

これは備忘録というにはあまりに散漫すぎるし、とにかく根がキショオタなのでただ「色々あってこうなった」という今の結果を自分なりにまとめたかっただけの話。ただただタイトルの通りです。


忘れもしない2017年1月14日(土)
(カレンダーにも書いてある)この日に私はジャニーズにハマった。
本当はぴったり一年後に書けたらよかったんやけど、絶対ドチャクソ長くなるし、書くぞパワーが全然出なかったので完成がメチャクチャ遅れてしまった。私しか困らない(というか私も別に困ることはない)ので構わんけど。


そろそろ本題に入ります。
上記の通り、ジャニーズに出会ったのは去年の冬、1月。
それより前の一年間、私生活でまあ~色々あった。
当時の仕事を辞めるために全くやりたくない就活をしたり、当時の職場で職場外の人間から嫌な目に遭いまくったり(思い返せば2年以上被害に遭ってたな。どう考えても精神が死ぬ)、まずマジで仕事に関する良い思い出がそんなにない。


あとこの頃は往復5時間ぐらいかけて職場に行っていたので趣味(絵を描いたり詩を書いたり)も全然出来てなかった。頭がおかしい。現代の参勤交代か?
そんな頭おかしい参勤交代を辞めたくて、とにかく諸々から逃げたくて、クソが~!死ぬ~!の日々をがむしゃらに過ごしていたら、当時付き合っていた人とも別れることになった。


時期は全然覚えてない。ただ、別れてから少ししてスマホが完全にブッ壊れたことは覚えている。そのお蔭で思い出とかは自ら消すまでもなくきれいさっぱり消えた。あとソシャゲのデータもほとんど消えた。


それから年が明けるまで本当に良いことがなく、「ア~これはもう死ぬしかねえ~わ」の毎日。とにかく楽しいことをする時間がない。楽しいことができひんのなら死んだ方がええやろ、の気持ちになっていた。


そんな私に、ある日優しい友人が「イケメンを見よう」みたいなことを言ってくれた。一部の人にしか当時の精神事情を伝えていなかったので、全てを知っている友人がこの時「イケメンを見よう」と言ってくれなかったら私は死んでいたかもしれない。


そのイケメンというのが、Kis-My-Ft2だ。そもそも、その友人もそれまでジャニーズの話をする人ではなく、マジで私もビックリする速度でハマっていくのを数ヶ月前から目の当たりにしていて「キスマイってそんなすごいんか…」と思っていたグループだった。
かくいう私もそれまでジャニーズに一度も興味を持ったことがない。大学の時嵐ファンの友人二人がチケットの当落日に死にそうになっているのを見て「ジャニーズって大変なんやな…でもまあ私はハマることないやろ…」と思っている人間だった。


そんなジャニーズをナメきった人間が、突然Kis-My-Ft2を見たらどうなるのか。


め~~~~~~~~~~っちゃハマった。
ホンマにビックリするぐらい、宮田俊哉という人間にハマった。


深夜の冠番組をちょくちょく見ていたりしたので、キスマイの人となりは知っていた。なのでもちろん宮田くんがオタクだということも知っているし、ラブライブでの推しが園田海未なのも知っている。私は推しが東條希なので「リリホワ最高やんな」の気持ちで宮田くんを見ていたこともある。


そんな宮田くんに「ハマった」と明確に感じたのは、『psycho』という曲のライブ映像のマルチアングルを見た時。
元々「オタクやから宮田くん気になるなあ…」ぐらいの気持ちの私に、マルチアングルという最高のシステム(このシステムがどれだけ最高なんかは後で説明します。とりあえず全ジャニーズ取り入れてくれ)を友人が見せてくれたのが沼の始まりだった。


『psycho』の、藤ヶ谷くんが「騒ぎたいだけ」と歌うパート。ここはソロパートなので普通なら藤ヶ谷くんしか映さない。しかし、マルチアングルは"一人のメンバー"を"ずっと追ってくれる"ので、歌っていない宮田くんもバッチリ映る。


その瞬間の彼が。
本当に、本当に本当に、本当に本当に本当に、格好良かった。


何の言葉も出んぐらい。
格好良すぎた。マジで。
良さで死ぬかと思うほど。
気付けば祈り手を組み、テーブルに突っ伏していた。
みなさんは私生活で自然と祈り手を組むことがありますか? なくない? つまりそれぐらいすごかったということ…わかってほしい…
私は当時の衝撃と気持ちをツイートで「女性ホルモンが止まらん」と言っている。完全にメチャキショ女。


それからというもの、家に帰っても、次の日起きてボーッとしてても、また次の日仕事に行っても、宮田くんのことが頭から離れなくなった。「恋か?」と思った。いや、多分かなり恋に近い状態やったと思う。


彼のことを考えるだけで楽しくて、色々とやる気も出て来て、嫌なことがあっても宮田くんのことを考えれば大体どうでもよくなる。でも付き合いたいとかそういうのはなく、ただ「宮田俊哉」という存在そのものに恋をしていた。
片想いが一番楽しいしそれ以上はいらんな、みたいな、まさにその状態。中学生に戻ったような、楽しいがたくさんある素敵な毎日になった。


ここからキスマイの番組を片っ端からチェックする生活が始まるんやけど…プレバトを見たり、キスマイレージを見たり…それら全てがとにかく全部最高なのがすごい。
毎週こんなに最高があんのか? えっヤバない? 最高が休みねえな? と思うぐらいすごい。
もちろん宮田くん以外のメンバーもメチャクチャ好きになったし、全員が生きていることに感謝した。みなさん、キスマイは最高を作る7人です。あとプレバトは普通に面白いから見てくれ…


また、平行して、他のジャニーズの番組も結構観るようになった。見返したいから録画もした。HDの容量が尋常じゃなく圧迫されるけど、ルーチンなので仕方ない。
その時出会ったのが、現在最推しでもあるジャニーズWESTというグループ。
ジャニストにハマったのは確か5月頃なので、キスマイのおよそ4ヶ月後にあたる。これがジャニーズ芋づる式底無し沼の始まりである。


元々、ジャニーズWESTは「エージェントWEST」「リトル東京ライフ」等で知ってたんやけど、全然ファンとかではなくただ単に「関西からデビューして頑張ってる人たちがおるんやなあ~、おもろいなあ~」の感覚で見てた。
関ジャニ∞に続く関西発ジャニーズ、という認識やったし、「関ジャニもおもろいし頑張ってあっこまでいったもんな!ほなこの人らも売れてほしいな!」みたいな。地元やから応援する、っていう。みんなもあると思う。その感じ。


その感じが完全に消え沼落ちしたのが、友人に「一人で観るのは怖いから、一緒にジャニーズWESTを観てほしい」と言われ円盤を見た時で。
キスマイの最高さを教えてくれた友人とはまた別の友人なんやけど、職場の先輩にジャニストのファンがいて「友人(=私)がキスマイにハマって、ちょっと気になってる」的なことを言うたら最終的にジャニーズWESTを借りることになったらしい。トリックはようわからんけど、退路がないことだけはわかったので、一緒に観ることにした。


そしたらね~~~~~~も~~~~~~め~~~~~~っちゃハマった。
もうないやろ~と思ってた衝撃が再来した。


観たのは『一発めぇぇぇぇぇぇぇ!』という、マジでとても最高の円盤やねんけど、これの自己紹介ラップの下り(とりあえずわかる人にわかってほしい…)が本当にヤバくて、ヤバすぎて、一時停止した。


「えっ待って何? え? 全然処理できひん」「今何が起こったん?」「え? わからん…」みたいなことを言いながら、とりあえず巻き戻した。マジでわからなさすぎたので。
巻き戻してもっかい観たけど、やっぱりわからんかった。
何なんやこいつらは…ラップ…ラップで自己紹介をする…??? しかも自分ではなくメンバーの…??? 良さしか伝わってこないんだが…???
その後最後まで観た記憶がないので、この日は多分ちゃんと観れてないんやと思う。別日に最後まで観たらマジで最高&最高&最高でした。もしも人にジャニストを勧めるならこれか『なうぇすと』を見せると思う。


とにかく、とんでもなくジャニストにダダハマりしてしまった私は、とりあえず2週間後ぐらいにタワレコでアルバムを全部買った。通常盤しかなかったやつは通常で、『なうぇすと』は初回もあったから通常と2つ買った。今まで初回も通常も買う、という行為をしたことがなかったので、「2つ買っとんな???」と脳がちょっとバグった。


あと6月になった瞬間ファンクラブにも入った。あれ入金してからメール来るまでの速度早すぎてメチャビックリせえへん? 会員証は「生きている証明」でもあるので、保険証とマイナンバーカードと一緒のとこに入れてる。心強い。オススメです。


それと、過去にキスマイのために買った雑誌を見返すと、ジャニストもメチャクチャ載っていてハンパねえほど興奮した。この時、アイドル雑誌は好きなグループが増えれば増えるほど最高の巣窟になるので買っておいた方がいい、と学んだ。(今はほぼ全ページ熟読するので一冊読むのに二時間ぐらいかかる)


ジャニスト、最初は藤井流星桐山照史好き…となってたんやけど、段々と濵田崇裕という逸材の素晴らしさに気付き、今は一番の推しになっている。ただその辺を説明すると信じられんぐらい長くなるので割愛。
ちなみに流星くんもずっとメチャクチャ好きやし、そもそもジャニストはみんなホンマにメチャクチャ好き。最高しかいないグループだと思っている。
なので、紫濃いめ、青もちょっと濃いめの虹色ジャスミン…になるんかな…とんでもない名前になってしまったけど、そういうことだと思ってもらえたら嬉しい。推しを完全一人に絞れんぐらい良いグループなんや…


そして、現在に至るまで、円盤を集めたり、アイドル雑誌を買ったり、写真を買ったり…私はとにかく「自分が楽しいと思える」オタクをエンジョイできている。と思う。
働いていた時全然使わなかったお金もたくさん使った。その過程で、趣味ってこんなに楽しかったんや…と、昔持っていたはずの感覚を色々と思い出せた。
もちろん、お金を使うこと=趣味を楽しむ、では絶対にないんやけど…ただ、最近まで「お金を使いたい」と感じる部分が結構麻痺してたことに初めて気付いた。それだけ暇も余裕もなかったんやと思う。使いもせんとなんのために必死に稼いでたんやろ~アホやな~!!!と心底思った。


でも友人から「君がこんなにお金使うの初めて見た…」「そんなに使う人じゃないから…えっマジで大丈夫…?」と言われたりしたので多分節制パッキンはガバガバになっとる。元来メチャクチャ貧乏性なので、自分でもずっとビックリしている。


ただ「自分の欲望」を「ハチャメチャに満たす」には、お金が要るのはマジなので、抑え方がわからんのよな…これってどのジャンルでも一緒やんね…できれば色々手元に置いときたいもん。いつでも最高を摂取したいから。


だから、ジャニショで写真を買ったり…雑誌を買ったり…CD買ったり…あとメンバーカラー(メンバーカラーというものがジャニーズにはある。そういうのでオタクは軽率に尊さを感じて死ぬ)の別に今全く必要じゃないものを買ったり…等をしてしまう。
今も全然やってる。ほんで、それがまた楽しい。推しが大体紫なんやけど、だから紫の服を買ったり、推し色でコーデを固めたり、イヤホンを推しの色にしたり。
そういうのが本当に楽しい。
私生活に食い込んでくるのが、本当に嬉しい。
楽しくて嬉しい、最高。


ちなみに今は関西ジャニーズJr.にもメチャクチャハマっている。頭の先までずぶずぶのヤバヤバになっている。
最初の頃はジャニストのバックに付いている子たちを全然覚えられず「いっぱいおる…誰や…わからん…」と戸惑っていたのに、突然小島健にすっかりやられてしまい、今では完全に信仰している。
島健くんを好きになった経緯もハチャメチャ長いので、また別の機会に書けたら書きます。


さっき"信仰"と書いたけど、この場合の信仰というのは「生活に置ける最良の祈り」というか…この人がいるから自分はこうして生きていられる…みたいなやつです。別に変な宗教ではない。


色んな好きになり方、応援の仕方があると思うけど、私の場合はいつしか信仰に変わるパターンが多い。昔から好きなものを好きすぎると信仰にしてしまう癖(へき)があるんやけど、多分これは全員なるわけではないと思う。
信仰になると「宮っち」とか「濵ちゃん」とか「コジケン」とか呼ぶのがなんか申し訳なくなり、基本フルネームで呼ぶことが増える(※友人とも言うててんけど、これはつまりイエス・キリストシステム。神は基本あだ名で呼ばないので)
なので時折フルネームで呼んでしまうけど、それはそういうことか…と思ってほしい。


最後の最後に何の話をしてるんだ??? 終始まとまりがないな…すみません…
マジでヤベ~長さになったけど、私がジャニオタになるまでの一年はこんな感じでした。ド新規もド新規やし、まだまだ知らないこともたくさんあるし。初めてのコンサートは今月末のウェスティバルです。正味めちゃ緊張してる。


でも、自分にとってホンマに怒濤の一年で、息つく間もなく過ぎていって…せっかくなのでまとめたいな~振り返りたいな~と思っていたから、書けてよかった。多分書けてないとこもメチャクチャあるけど、自身の振り返りとしてはこんなもんでええやんね。ええ…やんね…???


いつかは担降りとかオタ卒とか体験するんかもしれんけど。
今がマジで本当に"最高"なので、"最高"の瞬間を、そのありったけの気持ちをここに残しておきます。


ハァ~~~~~~ジャニオタ楽し~~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで読んでくれた人、ホ~~~~~~ンマにありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


※マルチアングル
推しだけを映して続けてくれる最高のシステム。これが合法なのがすごい。普通なら収録されないだろう部分も、細かなダンスも逃さずバッチリずっと観ることができる。全ジャニーズでやればいいのにやらない。頼むからやってくれ。